サクラ大戦

 

 

 

 

 

『サクラ大戦』とは、1996年にセガからセガサターン用ソフトとして発売されたテレビゲームシリーズです。
ジャンルは、ドラマチックアドベンチャーゲーム。

 

 

架空の世界、太正時代(大正ではない)を舞台にした「帝都・東京」の平和を守るべく結成された秘密組織「帝国華撃団」。
平時は大帝国劇場のスタァとして舞台に立つ「歌劇団」、有事には霊力を武器に霊子甲冑を身に纏い武装して戦う「華撃団」として活躍する物語や、仲間たちとの信頼が力になるゲームシステム、物語を彩るTVアニメーション的な演出は多くのプレイヤーの支持を獲得し、セガサターンオリジナルタイトルとしては最高のセールスを記録しています。
その人気から、TVアニメ、OVA、舞台、ドラマCD、小説、漫画、パチンコ・パチスロなどメディアミックスにより発展・展開された作品です。
また田中公平が手掛ける音楽も非常に高い評価を受けています。主題歌の「激!帝国華撃団」も第ヒットしました♪

 

 

基本的にはアドベンチャーゲーム(ADV)型の恋愛シミュレーションゲームですが、敵との戦闘の際には戦略シミュレーションゲーム(SLG)になります。
隊員のパラメーターには、各話開始時にリセットされる「信頼度」とゲーム全体を通して累積していく「恋愛度」があり、会話選択肢により信頼度が増減し、信頼度が高いと攻撃力や防御力が補正されて戦闘パート時の難易度が変化する仕組みになっています。また信頼度の増減が恋愛度にも反映されているので、ゲーム中盤で恋愛度上位3名の中からメインヒロインを選ぶイベントが発生し、以降のストーリーとエンディングが変化するようになっています。
「信頼度」「恋愛度」の増減は、LIPS (Live & Interactive Picture System) と呼ばれる選択システムで、限られた時間の中で最適な選択肢を選ぶことになります(表示された選択肢以外に時間切れという選択肢を選ぶこともできます)。
アドベンチャーパート中には大帝国劇場を自由に移動することができるフリーイベントがあり、華撃団の隊長「大神一郎」「大河新次郎」を特定の移動先に導くことにより各隊員とのイベントが発生します。
よく考えないと狙った娘をメインヒロインにできないので注意が必要です!

 

 

前作の発売から14年以上経て、セガフェス2019にて遂に新作の発表がなされました。
サクラ大戦1・2・4と同様、帝都東京が本作の舞台みたいですが、サクラ大戦Xより12年が経過し、ヒロインたちも一新されているようです。

 

■サクラ大戦 (セガサターン 1996年9月27日発売) 【ドリームキャスト、PSP、PC版有】
■サクラ大戦2〜君、死にたもうことなかれ〜 (セガサターン 1998年4月4日発売) 【ドリームキャスト、PSP、PC版有】
■サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜 (ドリームキャスト 2001年3月22日発売)【PC版、PS2版有】
■サクラ大戦4〜恋せよ乙女〜 (ドリームキャスト 2002年3月21日発売)【PC版有】
■サクラ大戦〜熱き血潮に〜 (プレイステーション2 2003年2月27日発売) ※1のリメイク作品
■サクラ大戦X〜さらば愛しき人よ〜 (プレイステーション2 2005年7月7日発売)
■サクラ大戦〜君あるがため〜 (ニンテンドーDS 2008年3月21日発売)
■新サクラ大戦 (プレイステーション4 2019年冬発売予定)