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『Kanon』とは、Keyが1999年6月4日に発売した制作・発売した恋愛アドベンチャーゲーム。及びそれを原作としたアニメ作品です。
5人の女の子と知り合って、楽しく切ない恋愛を体験できるシナリオに「泣き」「感動」の要素を取り入れた、いわゆる「泣きゲー」と呼ばれるジャンルの先駆けとなった作品でした。

 

 

不思議で幻想的なストーリー展開と美しいグラフィックで、他の恋愛アドベンチャーとは一線を画した雰囲気を出しています。
初期作品は、18禁パソコン用ソフトとして発売されましたが「泣きゲーの元祖」として、これ以降の恋愛アドベンチャーゲームに多大な影響を与えています。
製作には、「ONE 〜輝く季節へ〜」のスタッフが多く参加。

 

 

家庭の事情により北国（「雪の街」）の叔母の家に居候する事になった相沢祐一。
7年前まではよく訪れていたにも関わらず、何故か当時のことが思い出せずにいた。
そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していくというのがストーリーです。

 

 

追加要素等を加えて全年齢対象版として、コンシューマゲーム機やモバイルデバイスにも移植されていて、テレビアニメや小説、漫画といったメディアミックス的な展開も行われました。

 

 

とにかくシナリオが逸材で、私も沢渡 真琴（さわたり まこと）のシナリオで、生まれて初めてゲームをプレイして泣きました。
話の好みは分かれるかもしれませんけど、泣ける恋愛アドベンチャーとしては間違いなく名作です。

ADVのジャンルでは業界大手のメーカーである株式会社ビジュアルアーツのブランド「Key」の第3作となる恋愛アドベンチャーゲーム。
発売延期を繰り返して、最初に発表した予定(2002年)から約2年後に発売されたという経緯があったものの、延期をものともせず期待以上の大作でした。
前作とは違ってPCのADVゲームとしては珍しく、最初から全年齢対応で発売されていました。
「家族」がテーマで、ヒロインからおじいちゃん先生までのサブキャラにいたるまで、キャラが多いにも拘らずそのほとんどにルートがあることが特徴です。
「クラナド」とはゲール語で「家族」という意味。

 

 

それぞれ個性があり、魅力的なヒロインが揃っています。
内容も泣けるシナリオが多く、総テキスト量が多い上に共通ルートのフラグが非常に複雑。
かなりボリュームがありクリアまで70時間くらいはかかると思います。
日常シーンに力を入れており、人によっては最初から10回やって10回とも丸々共通ルートを楽しめる様な出来になっているクオリティ。

 

 

特にキャラ数が多いにも拘らず、ほぼ全てのキャラにルートがあるのは脱帽ものでしょう。
本作では「AFTER STORY」と呼ばれる渚EDの後日談があり、質と量両方共、評価が非常に高いです。
1つの作品でここまで描写しているのは例が無かった涙なしにプレイは出来ない。名作です☆彡

 

 

 

クラナドのアフターストーリー『智代アフター』について

クラナドのヒロインの一人である坂上智代が主役の作品。
原作同様、感動系なので泣きたい人におすすめです。
CLANNADは人生。